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【FORUM PRESSレポーター】ミュージカル「絵本作家 あべ弘士展~どうぶつ世界旅行~」


「FORUM PRESSレポーター」による「わたしレポート」。
市民ボランティアが、かすがい市民文化財団のアレコレを紹介します。

今回は、2018年2月24日(土)~3月18日(日)に開催された、
「絵本作家 あべ弘士展~どうぶつ世界旅行~」を2人がレポート!

 

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@文化フォーラム春日井・ギャラリー(撮影:かすがい市民文化財団)

 

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 2月25日、あべ弘士さんによるトーク「旅と絵本と動物と」が開催されました。会場はお子様連れの家族が多く集い、とても賑やかでした。
 あべ弘士さんは旭山動物園の飼育係を経て絵本作家になられた方で、動物と絵と自然が好きで世界中を旅されているそうです。いろいろな動物を担当されましたが、かわうその飼育係の頃のお話は『かわうそ3きょうだい』という絵本になりました。冬の旭山動物園は‐30度以下にもなり、雪で音を消された様子は『ノアの箱舟』のようだそうです。共通語を持たない動物と向き合うと自分は「人間」では無く「ヒト」だと感じたそうです。白夜の北極に旅されたお話では、白クマが3000頭ほどいて、そのなかの双子とおかあさんの微笑ましい日常が『ふたごのしろくま』という絵本になりました。
 ギャラリーで開催された「あべ弘士展」では、絵本と一緒に原画に触れる事ができます。会場内のプロフィールに「ゴリラに哲学を ゾウに絵を習う」とありました。あべさんの優しい人柄に触れたひとときでした。

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@文化フォーラム春日井・視聴覚ホール(撮影:かすがい市民文化財団)

 

icon_kinorumi  Report281【飼育員だった絵本作家の見る世界】 紀瑠美

 あべ弘士さんの絵本は大好きで、わが家の本棚にもあります。ご本人によるトークショーに参加して、あべさんの絵本の魅力の秘密が分かりました。
 満員の客席には、子どもたちもたくさん。前半は冬の北海道の自然や動物園での話。とても面白く、始終、会場からは笑い声がおこりました。後半は、絵本をどうやって作るかの話。北極旅行で撮影したシロクマをスライドに映して、どういう状況から絵本が生まれたかを興味深く話してくれました。絵本を写しての読み聞かせもありました。トークショー後のサイン会も大行列。最後の人の待ち時間を気遣いながら、手際よくイラスト入りでサインをしてくれました。
 トークショー後に観た原画展では、1枚1枚の絵がとても素敵でした。発色は絵本より鮮やかで、画材による表現の違いもよくわかりました。原画からストーリーを想像したり、絵本と見比べたりするのも楽しいです。子ども大歓迎の展覧会。絵は低めに展示するなど工夫されていました。



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