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【FORUM PRESSレポーター】演劇×自分史プロジェクト「この場所、自分史」


「FORUM PRESSレポーター」による「わたしレポート」。
市民ボランティアが、かすがい市民文化財団のアレコレを紹介します。

今回は、2018年3月25日(日)に開催された、 【演劇×自分史プロジェクト「この場所、自分史」】を3人がレポート!

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icon_yogo Report290【来し方、行く末を考える良い機会に】 與後玲子

春日井市内の場所にまつわる思い出や個人のエピソードをテーマに、15歳から78歳までの市民の方が創作演劇をするという『演劇✕自分史プロジェクト』と言うユニークな取り組みでした。
一般市民の人生には、世間に発表するようなドラマティックなことはそうそうないはずだと捉えがちです。しかし、誰でも自分史を編むことで、普段は封印していた感情や意思、忘れかけた大切なことが浮かび上がってきます。また、それを「演じる」ことによって、その出来事が自分にとって、とてもドラマティックで大切なものであることを再認識します。それは、人生の再出発のための大きな原動力となるものです。そんなことを感じさせてくれる貴重な時間を過ごしました。今一度立ち止まり、今までの自分の来し方、そして行く末を考えるとても良い機会となりました。

 

wada_icon Report291【自分史に何故演劇なの?】 和田卓夫

『この場所、自分史』というタイトルで「演劇×自分史プロジェクト」の発表会がありました。演劇に出演したのは、公募で集まった市民9人とアシスタント2人。老若男女たち。少年もいます。皆それぞれ思い思いに、飛んだり、跳ねたり、寝たりする動作が印象的でした。
パンフレットにはこんな記述がありました。「ここ文化フォーラム春日井2階には、日本唯一の『日本自分史センター』があります。全国から寄せられた蔵書は8,000タイトルもあり・・・・そこで今回は『自分史』と『演劇』を混ぜてみたらどんな化学変化が起きるだろう?」
孤独の中で楽しめることに、過去の思い出を、文章にすることがあります。私の書いた自分史も、8,000タイトルの中にあります。いろいろな過去を演劇のように交差して、書き上げたものです。

 

icon_maezima  Report292【ひとの数だけ物語はあるんだ!】 マエジマキョウコ

朗読劇?お芝居?それともミュージカル的な何かかしら?演じるのは10代から70代までの男女11人です。
出演者がいっせいに春日井にまつわる思い出やエピソードを語ったり、春日井に実在するサボテン園『後藤サボテン』が登場したり、青春のちょっとイタイ“コイバナ”があったり、それぞれの生い立ちを語り合ったり……。春日井のサボテンキャラクターの着ぐるみまで登場して、たくさんの人の思いがカオスのように提示されていきます。『この場所、自分史』は生々しいリアルな思いでいっぱいでした。
素人芝居といってしまえばそれまでです。8回のワークショップでできることは限られているから、プロのような完成度は問えません。それでも「伝えたい思い」は切々と伝わってきて胸を打たれました。11人の一生懸命さや、この発表会にかけた情熱が、私たち観客と共鳴してこの舞台となったのでしょう。
「物語はひとの数だけある」。この舞台を観て実感しました。その物語を私はどう紡いでゆくのか。大きな課題をつきつけられたひとときでした。



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