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【FORUM PRESSレポーター】「おでかけ研修」@名古屋文理大学文化フォーラム


2017年1月19日(木)に、かすがい市民文化財団のボランティアスタッフのみなさんで、
春日井市外のホールを見学する毎年恒例の「おでかけ研修」に行ってきました。
参加したのは、公演日にお客様をお迎えしてくださる「フロントスタッフ」12人と、
公演を観てレポートを書いてくださる「レポーター」6人の、合計18人。
レポーターの中からお2人に、研修の様子を伝えていただきました!

 

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参加者のみなさんで記念撮影@名古屋文理大学文化フォーラム

おでかけ研修の収穫 紀瑠美 icon_kinorumi

今回のおでかけ研修では、名古屋文理大学文化フォーラムでセントラル愛知交響楽団による企画「マーシー山本教授のどえりゃぁわかる!クラシック!!」(公開講座)と「公開リハーサル」を見学しました。フロントスタッフと私たちレポーターの合同研修です。
春日井駅から現地までの行き帰りやランチで、お互いの仕事内容について情報交換などをして親睦を深めました。フロントスタッフは、公演がある時、事前にチラシを折り込んで準備したり、当日は入り口でチケットをもぎったり、公演が良い状態で安全に進行するようにサポートしたりと、精神力と体力のいる仕事。話を聞くほど頭が下がりました。私たちレポーターの役割は、公演を見聞きして感想を文章にまとめることです。読者が興味をもってくれるように書くのは頭を悩ますけれど、楽しい仕事です。
さて、公開講座では、実際に音楽を流したり譜面を画面に映し出したりして、分かりやすく解説してくれました。時代背景と曲作りの関係や、譜面の書き方に表れた作曲家の意思など、興味深かったです。
公開リハーサルでは、翌々日の本番に向けての練習でした。解説が、FMラジオによる実況中継で聞けました。「今、指揮者が指示しているのは、楽譜の少し先に『ゆっくりと』と書いてあるけれど、そこまでは早さをキープして欲しいということです。『ゆっくりと』とあると、そこに向かって無意識にゆっくり演奏してしまうから」というような面白い解説がたくさんあり、良かったです。「クラシック音楽が好きな人は、こういう観点で音楽を楽しんでいるんだ!」という発見がありました。
公演を作る人たちや支える人たちの、ふだん見ることのできない裏側をたっぷり知った研修でした。

優良ホール100選に選出された『ホール』&クラシック好きになれる『公開講座』 林佳枝  

2013年4月『稲沢市民会館』から『名古屋文理大学文化フォーラム』の愛称で呼ばれるようになりました。大ホールは客席側の壁が木質で波のように丸みを帯びたデザインが美しく、見るからに音響の良さが期待できそうなホール。中ホールは淡いグレー基調でとても居心地がよかったです。
セントラル愛知交響楽団による公開講座は年6回開かれ『マーシー山本教授のどえりゃぁわかる!クラシック!!』と銘打たれています。
楽団音楽主幹の 山本雅士さんが、2日後の定期演奏会の演目を解説してくださいました。『ベートーヴェン交響曲第1番』と『プロコフィエフ交響曲第1番ニ長調「古典 」』についてでしたが、クラシックに疎い私にも面白く情報量たっぷり。忘れるのが惜しくてたくさんメモを取りました。
ロビーでは木管五重奏によるウェルカムコンサート(15分)があり、続く交響楽団による、リハーサル中にも、貸出しのFM受信機で教授の生解説が聞けました。とってもお得、大満足。次回の公開講座や『しらかわホール』での本番演奏会にも足を運びたくなりました。

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