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【FORUM PRESSレポーター】おでかけ研修@宗次ホール


かすがい市民文化財団で、公演日にお客様をお迎えするボランティア「フロントスタッフ」のみなさん。
年に一度、日ごろの活動の刺激にと、春日井の外に出て他のホールを見学する「おでかけ研修」を行っています。
今年の研修では、2016年2月16日(火)に名古屋の栄にある「宗次ホール(むねつぐほーる)」に出かけ、人気公演「スイーツタイムコンサート」をみんなで体験!その後、ホールの見学もさせていただきました。
今回の「おでかけ研修」には、いつも公演レポートを書いてくださっているボランティア「レポーター」のお2人も同行。
お2人のレポートで、研修の様子をお伝えします!

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「宗次ホールへの『おでかけ研修』」 紀瑠美

かすがい市民文化財団のフロントスタッフが、毎年参加している「おでかけ研修」に、レポーターとして同行しました。
今年の行き先は、栄にある「宗次ホール」です。
今回の研修で見学した公演は「スイーツタイムコンサート」という宗次ホールの人気企画。午後から始まるコンサートと、近くのホテルのスイーツがセットになった面白い企画です。
当日の「スイーツタイムコンサート」は、オーレリアン・パスカルという20歳の男性によるチェロコンサートでした。若いながらも実力のあるチェリストで素晴らしい演奏でした。人気の秘密は、お手軽な価格で、こうした上質な音楽が楽しめることだと感じました。
コンサートの後はホテルのカフェへ移動し、コンサートとセットになっているスイーツセットを楽しみました。優雅な雰囲気の中、みんなで楽しくおしゃべりしました。「フロントスタッフ」は、かすがい市民文化財団が行う公演や展覧会で会場案内などを行うボランティア。そして、私が登録している「レポーター」は、公演を観てレポートするのが役割です。会場でフロントスタッフの姿はお見かけするけれど、お話しする機会はありませんでした。研修に同行することで、お互いのことを知ることができてよかったです。
ティータイムを楽しんだ後は、宗次ホールに戻って、ホール見学です。この日は研修の一環として宗次ホールの副支配人・西野さんに、舞台や床、客席の壁の特徴、椅子の工夫や音の響きの仕組みなどをわかりやすく説明していただきました。ちょうどピアノの調律をしていたので、調律師さんにピアノを見せてもらいながら説明を聴くことができました。
楽屋や調整室にも様々な工夫があり、大変興味深かったです。
スタッフの方のお話を伺っていて何より素晴らしいと感じたのは、宗次ホールで働くスタッフの方たちのホールへの愛です。みなさんとても熱心にホールのことを語ってくれました。2007年にオープンした宗次ホールでは、年を重ねるごとに国内外からのアーティストの間でも知られるようになり、アーティストから希望してくれることも増えてきたとのこと。まさしく「継続は力なり」です。
私も、レポーターとして、春日井のホールのことをもっと知り、その良さを発信していけたらなと思いました。

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「ゴージャスでリッチな『おでかけ研修』!!」 前島恭子

「おでかけ研修」は宗次ホール。無伴奏チェロコンサートにスイーツが合わさった「スイーツタイムコンサート」、さらに舞台裏見学と盛りだくさんでした。
スラリ長身で甘いマスクのオーレリアン・パスカルさんの演奏は、ダイナミックで繊細で、とにかく多彩。めくるめく演奏に圧倒されました。
コンサートとセットになった東急ホテルでのスイーツタイム。8種類もあるケーキはどれも上品で美味しそうで目移りしてしまいます。雰囲気もリッチでうっとり……。フロントスタッフの方々と話もはずみます。
そして、宗次ホールの舞台裏 ― このとき舞台では、ちょうどピアノの調律中でした。ホールのつくりや仕組み、楽屋、音響・照明などの説明だけのはずが、思いがけずピアノの説明までしていただけて、たくさんのことを教えていただきました。ホールの素晴らしさはもちろんですが、調律師の方の耳って特別なのですね。感動しました。
優雅で有意義な午後のひととき。とても楽しい時間をありがとうございます。また参加したいです♪

[2016/03/19|投稿者:スタッフ]