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2016年1月の記事一覧


【FORUM PRESSレポーター】 こまつ座『國語元年』


FORUM PRESSレポーターによる「わたしレポート」。
2015年10月3日(土)に行われた『國語元年』のレポートです。
FORUM PRESSvol.72にもレポートを掲載しています。コチラからご覧いただけます。


Report128 「近代日本と言葉」 ますだ けいこ

明治初期-日本中で方言が豊かに使われていた頃。「全国統一話し言葉」の制定を命じられた文部省官吏・南郷清之輔と、彼を支える出身もさまざまな南郷家の人々の大騒動をユーモアたっぷりに演じた、劇団こまつ座の『國語元年』を観ました。
日常的に共通語に接している現代の私たちは、共通語と方言を無意識に使い分け、その方言もずいぶん薄いものになっていると思います。ですが、この当時、方言は濃密です。そんな日本の縮図のような南郷家では、よくお互いを理解できるものだと思うほど、方言が飛び交い、わからない台詞がけっこうありました。そんな中、「統一話し言葉」を作ろうとする清之助の苦労は、滑稽でありながらも、それを命じたものへの辛辣な皮肉が表現されていたように思います。
いっぱい笑わせてもらったのですが、登場人物のほとんどが不幸に終わる結末に何とも言えない救われなさを感じました。同時に、これこそ井上ひさしさんの反骨精神の表れだとも思いました。


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Report129 「みんな違ってもみんな同じ」 大橋正枝

始まってから気づきました。「あ、これは喜劇なのだ」と。そして唱歌にのって踊る姿はまるでミュージカルのようでもあります。文部省官史、南郷清之輔のお屋敷では、あちらこちらのお国訛りが飛び交っています。その中で、文明開花と称して全国統一話し言葉を制定するため、八嶋智人が演じる主人公、南郷清之輔と、その屋敷のものが孤軍奮闘する話でした。私はお国訛りを理解するのに頭をフル回転させなくてはなりませんでしたが、反対に軽快な訛りがリズムを感じさせます。『國語元年』は1985年にNHKのドラマとして放映され人気を博しました。聞き取れないお国訛りに字幕まで出ていたそうです。テレビの前で、聞いたことのある訛りに目を細め、笑っている姿を思い起こさせます。南郷家では家族写真を撮ろうとするたびに騒動が起き、ピンボケになってしまいます。それでも繰り返し写真を撮ろうとする姿に、話し言葉は違っても、家族で共有した時間を写真に残したい、という気持ちはみんな同じなのだと感じました。


吉田正記念オーケストラと共演の市民合唱団メンバー、久しぶりの再会&DVD鑑賞会!


みなさまこんにちは!1月も半ばに入り、ぐっと寒さが本格的になってきました。
1年の始まりとなるこの時期、寒さに負けず元気に過ごしたいですね。

さて、昨年末のことになりますが、12月22日(火)、文化フォーラム春日井・視聴覚ホールにて
吉田正記念オーケストラコンサート(11月28日@春日井市民会館)で市民合唱団として参加したメンバーが集まり、本番の合唱シーンを録画したDVD映像を鑑賞する会を開催しました。

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約3ヶ月、全10回の練習を経て、本番の舞台に立った市民合唱団の皆さん。あの本番から約3週間ぶりの再会です。
この日は、合唱指導の河田先生や、ピアノ伴奏の金子先生も来てくださいました。
「久しぶり!」「元気だった?」まるで同窓会のような雰囲気のなか、
集まった皆さんも自然と笑顔がこぼれます。

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DVDの上映がはじまると、指揮者の大沢先生の辛口トークや合唱指導の河田先生のパワフルなトークのシーンなどで、会場内に笑いが起こることもしばしば。
約40分間の上映中、皆さん、じーっとスクリーンを見つめていました。

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鑑賞後は、市内の合唱サークルなどに所属するベテランメンバーに、自分たちの所属する合唱団体の発表会の告知や、メンバーの募集をおこなっていただく“合唱活動PRタイム”を設け、メンバー同士の交流を深めました。
真剣なまなざしでメモをとりながら、情報をチェックする方の姿も。
今回の公演がきっかけで、春日井市の合唱文化がますます盛り上がるような、素敵な出会いがありますように!!

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あっという間に、DVD鑑賞会も終盤に。
帰り際、「あれ以来、合唱にハマっちゃったよ~」と、いつも元気な参加者の方から一言。
なによりうれしいお言葉でした。
今後も春日井市民会館や文化フォーラム春日井で、合唱団のメンバーの皆さんが元気よく歌っている姿にお目にかかれる日を楽しみにしています!

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