若手音楽家支援

若手音楽家支援事業について

故・根本正治先生

「若手音楽家支援事業」は、地域に根差した音楽家を育てることを目的に、若手音楽家を3年間にわたり活動支援するプログラムです。

文化フォーラム春日井・視聴覚ホールにて「ワンコインコンサート」を定期的に開催し、若い音楽家を育てる活動を続けてこられた故・根本正治先生(中部大学春日丘高等学校吹奏楽部元顧問)。そんな先生の思いを継承しつつ、かすがい市民文化財団のミッションのひとつである「人材育成―はぐくむ―」を達成するため、平成29年度よりスタートしました。

登録された若手音楽家は、当財団の主催事業への出演のほか、アウトリーチ事業「かすがい どこでも アート・ドア」の派遣アーティストとして市内各所に出向いて演奏し、経験を積んでいただきます。また、これにより若手音楽家が様々な人や地域とのつながりを得て、市民の皆様にとって身近な存在となるよう、当財団は様々なサポートをして参ります。

 

[支援の内容]
①文化フォーラム春日井・交流アトリウムでのロビーコンサート「昼コン・夜コン」への出演の機会をつくる。
②春日井市内でのアウトリーチ事業 「かすがい どこでも アート・ドア」の派遣アーティストとして、市内各所で演奏の機会をつくる。
③ワンコイン・コンサートの開催に向けて、広報・制作両面でのサポート。
④その他、当財団の主催・関連・協力事業への出演、演奏活動に対する助言等。

 

[ご寄附のお願いとご報告]
故・根本正治先生のご遺志を引き継ぎ、「若手音楽家支援事業」を実施するにあたり、皆様からのご寄附を随時受け付けております。
ご賛同いただける方は、下記【問合せ】までお問い合わせください。

<募集期間:令和4年12月23日~令和8年3月31日>※ただいま受付期間中!
特定寄附金の募集に関わる募金目論見書 (PDFファイル:106 KB KB)

<募集期間:平成30年3月16日~令和3年3月31日>
特定寄附金の募集に関わる募金目論見書 (PDFファイル:89.2 KB)
特定寄附金の募集に関わる募金報告書 (PDFファイル:250 KB)

 

【問合せ】
かすがい市民文化財団 事業推進グループ「若手音楽家支援」担当
TEL:0568-85-6868


登録アーティスト

かとうななほ(パーカッション)◆5期生◆

耳だけでなく、目でも楽しい演奏を目指して邁進中!

春日井市出身。味美小学校、知多中学校、春日井高校コスモサイエンスコースを経て、愛知県立芸術大学音楽学部を卒業。 好きな本はハリーポッターシリーズ、好きな場所は徳川美術館で、趣味は山登り。 現在は演奏活動の他、春日井高校非常勤講師や愛知・岐阜・三重での吹奏楽部講師など、教育活動にも励む。

 



倉橋祐佳里(ピアノ)◆5期生◆

春日井市出身(神屋小学校、坂下中学校)。名古屋市立菊里高等学校音楽科、愛知県立芸術大学音楽学部器楽専攻卒業。同大学大学院音楽研究科博士前期課程修了。

第15回中部ショパンピアノコンクール銅賞。第12回ヨーロッパ国際ピアノコンクール in Japan全国大会銀賞。ドイツにてヨーロッパ国際マスタークラス受講、ディプロマ取得。

現在、愛知県を中心に演奏活動を行う他、春日井市内の自宅でピアノ教室を開講し幼児から大人まで幅広い年齢層の指導にあたっている。愛知県立芸術大学病院アウトリーチプロジェクトコーディネーター。コンサートグループ「花の詩」会員。



高橋喜仁(トロンボーン)◆5期生◆

茨城県水戸市出身。 従兄弟宅で見た『のだめカンタービレ』にどハマりし、のだめ世界の住人になるべく小学校の金管バンド部に入部、トロンボーンを始める。しかし、のだめ主題曲である「ベートーヴェンの交響曲第7番」にはトロンボーンの出番が無いことを後に知り悲しむ。

茨城工業高等専門学校を経て、愛知県立芸術大学を卒業。現在、同大学院に在籍。 原田慶太楼&愛知室内オーケストラ第30回定期演奏会にて、ブラームス交響曲第1番でプロデビュー。

現在、セントラル愛知交響楽団にて契約団員を務める。その他中部圏のプロオーケストラに客演しつつ、後進の指導にあたっている。トロンボーンを木村達也、渡邉善行、倉田寛の各氏に師事。

 



土屋きなり(篠笛)◆5期生◆

愛知県犬山市出身。

地元の神楽囃子保存会会長だった祖父の影響で5歳の頃より、祭音楽に関わる。

小学校では初等教育の一環で篠笛を6年間演奏。在学中は犬山市の演奏会等に出演。高校進学後は和太鼓部に入部し、3年連続愛知県代表として全国高等学校総合文化祭郷土芸能部門に出場。内2回受賞。

その他、在学中、国内外問わず100公演以上を経験。

大学進学後、本格的に篠笛奏者として活動。

小学校への篠笛指導や、和太鼓チームへの作曲、バンド形式の演奏等、他ジャンルとのコラボも積極的に行っている。EYS音楽教室、カノンミュージックスクール講師。



水野楓子(ソプラノ)◆5期生◆

名古屋市出身。

菊里高校音楽科声楽専攻を経て、東京藝術大学音楽学部声楽科ソプラノ専攻を卒業。

第69回全日本学生音楽コンクール名古屋大会高校生の部 入選。第16回高校生のため歌曲コンクール 奨励賞。第7回岐阜国際音楽祭コンクール 第2位(最高位)。岐阜県教育委員会賞。69回瀧廉太郎記念全日本高等学校声楽コンクール 愛知県代表。等

現在、東海地方を中心に演奏活動を行っているほか、春日井市立西部中学校合唱部をはじめとする小中学校の合唱部の指導を行っている。

好きなことは一回転する絶叫マシンに乗ること(頭がスッキリするから)。



♦4期生♦

Lupinus(ルピナス)

神戸結花(フルート)、松原未弥(フルート)、佐々木唯道(ピアノ)

名古屋芸術大学の卒業生により結成。メンバーのフルート奏者二人はともに春日井市の出身。ルピナスの花言葉「いつも幸せ」のように、優しい音色をもつフルートのデュオという特色を生かし、癒しの響きをお客様へ。



♦4期生♦

Trio Bianca(トリオ・ビアンカ)

安宅真平(サクソフォン)、稲垣七海(ユーフォニアム)、松本成美(ピアノ)

名古屋音楽大学の卒業生により結成。サクソフォンとユーフォニアム、ともに19世紀に開発された、歴史的に見て新しいふたつの楽器とピアノによるトリオ。様々な名曲を独自のアレンジで演奏し、オリジナルとは違った魅力を引き出す。



♦3期生♦

Jumble Quartet(ジャンブル・カルテット)

國領さおり(サクソフォン)、山部里恵(ヴァイオリン)、犬飼裕哉(ピアノ、キーボード)、鈴木豊大(パーカッション)

Jumble(ジャンブル)とは“ごちゃまぜ” の意味。管、弦、打に鍵盤が加わった最小編成オーケストラ。クラシックからポップスまで、有名な曲はもちろん、そうでない曲も彼らのノリノリの演奏で聴けばいつしか楽しい気分に。お客様からお題をいただいての即興演奏も好評。名古屋音楽大学、愛知県立芸術大学の出身者により結成。



♦3期生♦

FUN(ファン)

左合 栞 (パーカッション)、波多野江莉 (ユーフォニアム)、河原翌真 (ピアノ)

温かな音色のユーフォニアムとピアノ、パーカッションの3人組。名古屋音楽大学の卒業生により2017年に結成。紙芝居を使った楽しい音楽物語、世界各地の民謡やラテン音楽のレパートリーも充実。演奏と相まって、ユニット名のとおり、とにかく「観て聴いて笑って」をモットーとした、3人のサービス精神満載なステージと明るい人柄が魅力。



♦3期生♦

Trio Enchant(トリオ・エンシャント)

中根明日香(ソプラノ)、西尾結花(ヴァイオリン)、福田結衣(ピアノ)

本格的なオペラの名曲から、人形劇や手あそびを加えた親子向け&子ども向けプログラムまで自由自在。名古屋市立菊里高等学校音楽科および愛知県立芸術大学の同級生で結成。グループ名は「enchant:魔法にかける(英)」と「enchanté:お会いできて光栄です(仏)」の2つの意味を掛け合わせたもの。



≪過去の登録アーティスト紹介≫

«BULL(ブル)»♦1期生♦
瀧彬友、三輪一登、大嶋漢、小田和来、川地立真(サクソフォン)、山田信晴(打楽器)

«Lune(ルーン)»♦1期生♦
伊藤美佳里(クラリネット)、耕作彦充(ピアノ)、足立真里那(サクソフォン)

«Shiki’s Friends(シキズ フレンズ)»♦1期生♦
詩貴(マリンバ)、鈴木豊大(パーカッション)、太田紗耶香(ピアノ)

«Trio Primavera(トリオ プリマヴェーラ)»♦1期生♦
林里紗(フルート)、蒔田裕也(ピアノ、作曲)、小笠原歌歩(オーボエ)

«ピアノデュオ MeisA(メイサ)»♦2期生♦
名倉明里、安田有沙(ピアノ)

«Trombone Ensemble Gaio(トロンボーン・アンサンブル・ガイオ)»♦2期生♦
天野有華、大西理紗、桂山祐未、中澤明子、二之湯明照(トロンボーン)

«ASTER(アステル)»♦2期生♦
近藤加奈子(ソプラノ)、二川理嘉(ヴァイオリン)、蒔田裕也(ピアノ)