Shift Cube Vol.36
竹田尚史展　光は宇宙で生まれ　地球で星になる

落下させた卵が着地する瞬間を切り取った写真や、シャッターを開放しながら夜空を撮影し、星で星を描く作品を制作している竹田尚史さん。彼は、空間や時間・質量といった科学的現象と美術表現の間を行き来しながら、不思議な現象が現実世界で起こっているかのような世界を作り上げます。
展覧会では、平面作品のほか、立体作品「私は山になって眠る」の上に、子供達が想像の世界を作り上げたワークショップ「夢の島をつくろう！」の作品も展示（竹田尚史×榊原由依 学校ワークショップ　制作：春日井市立　牛山小学校６年１組、６年２組のみなさん）。それぞれの視点の違いを楽しみながら、作品の間を巡ってください。

Shift Cubeとは？
絵画や立体作品、インスタレーションなど、様々な作品を展示するために、2009年3月に設置された箱型展示スペースです。ギャラリーを飛び出し、人が行き交う巨大空間で、上質な美術作品に出会うための、フレキシブルな可動式展示スペースとして機能しています。