小学生がつくった詩のワークショップ展覧会
「かえるのうた Beautiful Young Generations」村田仁

2017年1月10日（火）、春日井市立玉川小学校3年生を対象に、詩作ワークショップを行いました。
自分がはじめて発した言葉や、小野道風の「柳と蛙」のお話※と、「童謡の“かえるの合唱” の ゲロゲロ クァクァは何と歌っていただろうか？」を合わせてイメージをふくらませ詩をつくりました。
本展では、児童たちが紙に書いた詩を展示します。 そして、「かえるの合唱」のように行った輪唱朗読の声もギャラリーに響かせます。

※「柳と蛙」とは
小野道風蛙が柳に飛びうつろうとする場を見つけ、届くわけがないと馬鹿にしていたら、蛙は何度も飛んでいるうちに、飛びつくことができて、道風は「馬鹿なのは俺だ」と努力の大切さに気づいたというお話。

★会期中、詩人・村田仁による詩作ワークショップ
「かえるのうた Beautiful Young and Adult Generations」を開催！
詳しくはコチラ　※終了しました

村田仁（むらた じん）プロフィール

1979年 三重県出身。
詩作活動として
・被災地への安否確認を読みあげるテレビ放送を呈示する「言葉で願う夜」（’05）
・クリスマスのコンビニにて詩を店内放送する「おじいさんに会いに行く、冬。」（’04）
・美術館内を歩き回っては詩をその場でつくり、読み上げては鉛筆で書いてその場に置いていく
「徘徊する詩“愛の前”」（’09開館５周年記念展 「愛についての100の物語」金沢21世紀美術館）
・入ることができない蔵から朗読が聴こえてくる「蛙の国会、人の町」（’16「となりの人びと」文化フォーラム春日井）
・名古屋市にあるアートセンター[Yojo-Han] にて、詩の教室「詩から」を開催
・NHK文化センター 名古屋にて、詩の講座「詩を書く朝。心よ起きて。」を担当
などを行っている。

【2016年の展覧会履歴】
・あいちトリエンナーレ2016 山田亘作品「大愛知なるへそ新聞社」 副編集長として参加
・「Group works and Collaborations」アートラボあいち
・「となりの人びと」文化フォーラム春日井