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公文協シアターアーカイブスにて配信(要会員登録・無料) 2021年3月31日まで

のだめ告知_w840h594

「生で聴く“のだめカンタービレ”の音楽会」は、かすがい市民文化財団と茂木大輔さんの共同企画として誕生したコンサートです。
漫画“のだめカンタービレ”に登場する曲を生のオーケストラで演奏すると同時に、背後のスクリーンにリアルタイムで原作の名シーンや楽曲解説を映し出すこのコンサートは、2006年1月、春日井で初演され、日本全国へと広がりました。
現在までの公演回数は107回、総動員数は15万人を数え、クラシック音楽のコンサートとして15年以上、人気を博しています。現在ではピアノ版も加わりました。
2021年に撮影した最新版のオーケストラ版のだめ音楽会をお楽しみください。


旅旅告知_w840h594

自ら歩んできた人生を綴る”自分史”。文章を書く印象が強く、ためらう方も多い自分史ですが、かすがい市民文化財団は、市民とともに一人ひとりのかけがえのない人生を共有し、明日への希望につなげることを模索しています。その一つとして2017年度よりスタートしたのが”演劇×自分史 カスガイ創造プロジェクト(通称 演劇×自分史)”です。

2019年2月10日(日)、演劇×自分史 公演 第2弾「旅旅」は2ステージ上演されました。公募で集まった10代から70代の19人の市民参加者は、4カ月間のワークショップの集大成を披露しました。
俳優・演出家の有門正太郎が名付けた「旅旅(ふたたび)」というタイトルは、参加者たちの”旅”にまつわる物語であること、過去を旅するように追体験すること、2年目の公演であるという意味が込められています。有門が19人から聞き取ったエピソード(=自分史)を元に書いたプロットには、出演者たちの様々な実体験が重層的に織り込まれています。それを、自分自身または一緒に創作してきた仲間と共に、演劇という形で70分演じました。
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《旅旅 あらすじ》
ある小学校の教室。みんなが修学旅行の話で盛り上がっている。
「明日は誰も遅刻しないように」そう言って別れたまま、同級生のみどりちゃんはいなくなった。
みんなは同級生を探す旅に出発した。
自分史が嫌いなお遍路さん、飛行機に夢を馳せるおじいさん、不思議な能力を秘めた勝川の母
次々に展開される未知との遭遇に、行く先は予期せぬ方向へ。そして、みんながたどり着いた場所とは?

16歳から78歳までの出演者の「旅」に関する思い出を集め、人生を旅するように巡る、約70分の演劇公演。
自分の人生にふたたび出会う。


古関告知_w840h594

NHKの朝ドラ「エール」主人公のモデルとなった作曲家・古関裕而。
昭和を彩った名曲と、古関裕而が春日井市民のために作った曲「わがまち春日井」など、選りすぐりの25曲をセントラル愛知交響楽団の演奏でお届けします。

《演奏曲目》
スポーツ・ショー行進曲、紺碧の空~早稲田大学応援歌~、我ぞ覇者~慶応義塾大学応援歌~、巨人軍の歌―闘魂こめて、阪神タイガースの歌(六甲おろし)、栄冠は君に輝く、船頭可愛や、露営の歌、愛国の花、暁に祈る、雨のオランダ坂、イヨマンテの夜、黒百合の歌、フランチェスカの鐘、あこがれの郵便馬車、名城大学第二応援歌「真澄の空に」、王子製紙春日井工場 工場歌、わがまち春日井、「ひるのいこい」のテーマ、とんがり帽子、君の名は、モスラの歌、長崎の鐘、高原列車は行く、オリンピック・マーチ


春よ恋告知_w840h594

2020年2月27日(木)、本番2日前。舞台上に集合した出演者たちに、館長からアナウンスがあった。発表は1カ月後に延期…。しかし新型コロナウイルス感染拡大終息の目途は立たず、1年後に再延期。さらに年明けの第三波、再度の緊急事態宣言によって、2021年2月の公演中止が決まった…。

2020年2月29日(土)、3月1日(日)に上演予定だった演劇×自分史 公演 第3弾「春よ恋」では、公募で集まった15歳から80歳(当時)の25名の市民参加者による4カ月間のワークショップの集大成を披露する予定でしたが、上演不可能となりました。この映像は本番2日前、公演延期がアナウンスされた30分後の、最後の稽古をつなぎ合わせたものです。音響も照明も衣装も舞台展開も、まだ未完成です。

本番を楽しみにしていただいたみなさんの為、本番を迎えることが出来なかった参加者のみなさんの為にも、1年前に届けたかった思いが少しでも伝わればと思い上映する事にしました。
春よ来い、春よ恋 開演です。

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自ら歩んできた人生を綴る”自分史”。文章を書く印象が強く、ためらう方も多い自分史ですが、かすがい市民文化財団は、市民とともに一人ひとりのかけがえのない人生を共有し、明日への希望につなげることを模索しています。その一つとして2017年度よりスタートしたのが”演劇×自分史 カスガイ創造プロジェクト(通称 演劇×自分史)”です。

【事実は小説よりも奇なり!?世界でたったひとつの物語が生まれるまで】    演劇×自分史 3年目の創作テーマは「恋」。「“恋”という言葉は恋愛だけではなく、叶わない思い、切ない思いという意味も含んでいます。もう会えない人、もう戻れない自分への恋を自分史と繋げて作品を作り上げたいと思います」と、演出家の有門正太郎。参加者の体験(=自分史)を聴き取り、織り交ぜ、1本の作品に昇華させる有門流の演劇×自分史の創作メソッド。「もう会えない人への手紙」や「プロポーズの言葉」など、参加者から拾い集めた断片的なエピソードが、演劇×自分史第3弾「春よ恋」に集約されました。
演劇初心者を含め25名の出演者をまとめるのも、演出家の腕の見せ所。はじめて舞台に立つ若者から、即興のみで舞台に立つツワモノまで、出演者の個性の輝きにもご注目ください!
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《春よ恋 あらすじ》
郵便配達員が手紙を届けている。手紙の内容はどれも「恋」。受取人が手紙を開くと物語が展開される。ラブレターや合格通知、未来の自分への情思、亡くなった親への愛情…。
15歳から80歳の演者ら自身の事実に基づいたエピソード(=自分史)が手紙の物語として散りばめられ、感謝や後悔、伝えられなかった思いなど、多様な人生が短編的に描かれる。郵便配達員は、いつから配達員をしているのか、なぜ自分が手紙を届けているのか、忘れていた答えを知る。


春よ恋ドキュメント告知_w840h594

2020年2月29日(土)、3月1日(日)に上演予定だった演劇×自分史 公演 第3弾「春よ恋」。公募で集まった15歳から80歳(当時)の25名の市民参加者による、4カ月間のワークショップの集大成を披露する予定でした。しかし、再三の延期を予定したものの、上演不可能となりました。

それから約1年、参加者たちはどんな暮らしをし、上演するはずだった「春よ恋」にどんな思いを寄せていたのか。みなさんの自分史から生まれた演劇作品であるからこそ、コロナ禍のメンバーの心境の変化なしに、「春よ恋」は成立しない。そんな思いで、このドキュメントを制作しました。

2020年2月27日(木)の最後の稽古動画をつなげた本編「演劇×自分史 第3弾 春よ恋」とあわせて、ご覧ください。