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トークイベント
はじめて開催します。「自分史を聴こう」

「書く」というイメージが強い自分史ですが、まずは「聴く」ことから触れてみませんか?
誰かの人生の物語、それを編む人々を招いて、トークイベントを行います。


vol.01

ひとり出版社が取り組む個人史へのアプローチ
第一回目
ゲスト:里山社 代表・清田麻衣子さん

2022年5月11日(水) 19:00~20:30
聴き手:かすがい市民文化財団 プロデューサー 山川愛

編集プロダクションや出版社で働いた後、東日本大震災を経て、自身の働き方、本の作り方を模索してきた清田麻衣子さん。木村セツさんの本の出版にあたっては、単なる作品集ではなく、セツさんという女性が生きた「個人史」を編み込みました。そんな清田さんが個人史にどうアプローチし、日々もがいているのか、お聴きしましょう。

●清田麻衣子
1977年福岡市生まれ。2000年明治学院大学文学部芸術学科卒。編集プロダクション、出版社勤務を経て、2012年里山社設立。ウェブサイト「マガジン航」において、出版社立ち上げの経緯やその後を綴った「本を出すまで」を連載中。


vol.02

春日井の夏は伝統芸能 “家元に生まれて” 西川千雅(かずまさ)さんのファミリーヒストリー
第二回目
ゲスト:日本舞踊西川流四世家元・西川千雅さん×フリーアナウンサー・深谷里奈さん
2022年7月1日(金) 19:00~20:30

春日井ではコロナ禍、毎年夏の恒例だった「歌舞伎公演」が実施できませんでしたが、今夏、舞踊公演としてカムバックすることとなりました。そこで“春日井の夏は伝統芸能”と題し、ご当地で活躍する西川千雅さんのファミリーヒストリーをお聴きしましょう。「生まれる家を選べない」のは誰しもですが、家元を継承する家系に生まれ、自身の生き方を模索されてきた西川さん。そんな彼のトークのお相手は、西川さんと旧知のアナウンサー・深谷里奈さんです。

●西川千雅
1969年三世家元・西川右近の長男として名古屋に生まれ、6歳で初舞台、15歳で名取となる。92年にNYの美大を卒業。帰国後、日本舞踊家として活動開始。2014年より西川流四世家元を継承。 70年以上続く「名古屋をどり」を主宰、全国で芸妓・舞踊家の指導にあたる。

●深谷里奈
1973年多治見市生まれ。名古屋芸術大学音楽学部声楽科卒。化粧品会社勤務後、96年東海ラジオ放送に入局し、20年間にわたりアナウンサーとして活躍。2017年契約満了をもって退社。引き続きフリーアナウンサーとして出演中。著書に「エコヂカラ!」(桜山社)がある。


[申込]

メールまたは、電話0568-85-6868


会場
  • 文化フォーラム春日井2階・会議室
開催日
  • 【vol.01】2022年5月11日(水) 19:00~20:30
    【vol.02】2022年7月1日(金) 19:00~20:30
入場料
  • 要申込、¥500 ※オンライン配信も予定(無料)
条件
  • 「施設利用ガイドライン」による感染防止対策を行っています
    ■新型コロナウイルス感染予防のため、会場内では人との間隔を空けてください。
    ■会場内の混雑状況により、入場制限を行う場合があります。
    ■発熱やせき等の症状が認められる場合は、入場をお断りする場合があります。ご来場前の検温にご協力ください。
    ■常時マスクを着用してください。
    ■新型コロナウイルスの感染状況によっては、中止または延期となる場合があります
主催・問合せ
  • かすがい市民文化財団 0568-85-6868

会場
  • 文化フォーラム春日井2階・会議室
開催日
  • 【vol.01】2022年5月11日(水) 19:00~20:30
    【vol.02】2022年7月1日(金) 19:00~20:30
入場料
  • 要申込、¥500 ※オンライン配信も予定(無料)
条件
  • 「施設利用ガイドライン」による感染防止対策を行っています
    ■新型コロナウイルス感染予防のため、会場内では人との間隔を空けてください。
    ■会場内の混雑状況により、入場制限を行う場合があります。
    ■発熱やせき等の症状が認められる場合は、入場をお断りする場合があります。ご来場前の検温にご協力ください。
    ■常時マスクを着用してください。
    ■新型コロナウイルスの感染状況によっては、中止または延期となる場合があります
主催・問合せ
  • かすがい市民文化財団 0568-85-6868

自分史とは
自分史とは、歴史家の色川大吉氏が「無名の庶民、無名の個人が、昭和という歴史の中でどのように生きてきたか」という趣旨でまとめた『ある昭和史―自分史の試み』(1975年刊)で体系化された用語です。自叙伝とは異なり“一般市民”に焦点をあてたことで、世間に知られるようになりました。
1999年、春日井市は新しい文化施設をオープンするにあたって、「市民が主体となった文化芸術活動」を推進しようと、自治体として初の「日本自分史センター」を開設。かすがい市民文化財団が運営する当センターには、全国から約8,000冊の自分史が集まり、無料で閲覧・貸出を行っています。また、自分史相談や文章講座、サークル活動支援、掌編自分史全国公募などの事業を展開しています。

自分史を聴く
自ら歩んできた人生を綴る“自分史”。文章を書く印象が強く、ためらう方も多い自分史ですが、かすがい市民文化財団は、市民とともに一人ひとりのかけがえのない人生を共有し、明日への希望につなげることを模索しています。
その一つとして、気軽に参加できる“自分史を聴く”トークイベントを始めてみます。文化財団で行う様々なイベントを“自分史”で切り取り、そこに関わる人たちに違う光をあててみようと思います。