コラム

おうちで歌おう! 「わがまち春日井」
朝ドラ「エール」主人公のモデル・古関裕而が、春日井のために作った曲

2020/06/06
テキスト・編集=スタッフ 山川愛 Special Thanks=春日井市市民活動推進課、杉山克人さん、安藤年孝さん
今からさかのぼること42年前(昭和53年/1978年)。
市制35周年を記念し、春日井市民の歌を作ることになった春日井市。全国から募集した歌詞に、古関裕而が作曲し「わがまち春日井」が誕生しました。
みなさん、この「わがまち春日井」を、おうちで歌ってみましょう!

●わがまち春日井

●覚えた方は、カラオケバージョンにトライ!

●次は、踊りながら歌ってみましょう!
→わがまち春日井 歌詞&振付のダウンロード

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わがまち春日井のお披露目

「わがまち春日井」は、昭和53年(1978年)市制35周年事業として制定された行進曲です。第2回目の春日井まつり前日、昭和53年10月20日(金)に開催された「市民の歌」発表会(春日井市民会館)で、ダークダックスにより披露されました。

当時のアルバムより、ダークダックスのステージ写真。

当時のアルバムより、ダークダックスのステージ写真。

ダークダックスと舞台上で、そして客席は立ち上がって「わがまち春日井」を歌っているようです。

ダークダックスと舞台上で、そして客席は立ち上がって「わがまち春日井」を歌っているようです。

市民会館の入り口。右の緑色の立て看板には「春日井市民の歌発表会」と書かれています。

市民会館の入り口。右の緑色の立て看板には「春日井市民の歌発表会」と書かれています。

春日井市民会館内は満員です。

春日井市民会館内は満員です。

わがまち春日井の製作経緯

「わがまち春日井」制定の前年には、“互いの連帯を深めよう”と念願の第1回「春日井まつり」が昭和52年(1977年)10月22日(土)、23日(日)に開催されました

第一回春日井まつりポスター。背景の絵には、篠木合宿絵馬が使われています。

第一回春日井まつりポスター。背景の絵には、篠木合宿絵馬が使われています。

当時の鈴木義男市長の談話には、こう書かれています。

「とくに本市の場合、新しく市民になられる人が、年々増加しているので、新しい人も、春日井で生まれ育った人も、お互いが連帯を深めて心のふれあう調和のとれた市民融和の場をつくることが必要であると思っています。」(中日新聞 昭和52年10月21日の記事より引用)

こうして、多年の念願であった市民融和の場となる“春日井まつり”が開催されるのです。このまつりは大成功をおさめました。そして来る昭和53年の市制35周年に向けて、市民が幅広く、気軽に歌える“市民の歌”をつくり、住民の連帯感を高めようという声が出てきたのです。

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昭和53年3月、春日井市民の歌作成委員会準備会が開かれます。ここで話し合われたこととして、歌詞の内容は①市民に広く愛唱される、なじみやすい歌 ②春日井の歴史を織り込んだもの ③青年都市として未来を歌いこんだもの ④最新でヒットするものに沿って、公募することになりました。
歌は、春日井まつりの時、踊りに合わせる音頭調のものと、まつり以外、学校や市民の集まりなどでも歌えるフォーク調、行進曲調の“市民の歌”の二本立てで作ろうという声が多くありました。作曲については、一流のプロに依頼、長く歌い続けられるものを作成する、と決められました。

ここで、音頭調と記載されているのが、後の「春日井よいとこ」という音頭です。
後者の行進曲調の“市民の歌”は「作曲については、一流のプロに依頼」という言葉が出てきます。これが後に古関裕而に繋がったというのですから、すごいことですね。

なお、なぜ古関裕而に依頼したのか、という経緯は定かではありません。どうもNHK関係者を仲介役として作曲を依頼したということしか現時点ではわかっていません。ただ、何か手掛かりがないか、現在調査しております。もし、ご存じの方がいらっしゃれば、是非お知らせください。

古関裕而コンサート「わがまち春日井」演奏予定曲目
すべての方に「エール」を送ります
選りすぐりの30曲をお楽しみください

・スポーツ・ショー行進曲
・紺碧の空~早稲田大学応援歌~
・我ぞ覇者~慶應義塾大学応援歌~
・巨人軍の歌(闘魂こめて)
・阪神タイガースの歌(六甲おろし)
・ドラゴンズの歌(青雲たかく)
・都市対抗野球行進歌
・栄冠は君に輝く
オリンピック・マーチ
・露営の歌
・愛国の花
・暁に祈る
・船頭可愛や
「今週の明星」テーマ音楽
・雨のオランダ坂
・イヨマンテの夜
・黒百合の歌
・フランチェスカの鐘
・あこがれの郵便馬車
「ひるのいこい」テーマ音楽
・「日曜名作座」テーマ音楽
・白鳥の歌
・とんがり帽子
・さくらんぼ大将
君の名は
・放浪記
・モスラの歌
・長崎の鐘
・高原列車は行く
《春日井オリジナル》
・わがまち春日井
・王子製紙春日井工場歌

順不同 ※都合により演奏曲目等が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
プロフィール
古関裕而(こせきゆうじ)
古関裕而(本名、古関勇治)は、明治42(1909)年福島市大町に生まれ、昭和5(1930)年9月に日本コロムビア(株)に作曲家として入社、以来、 作曲活動を継続し、戦前においては「露営の歌」「暁に祈る」等の歴史的作品を残したほか、戦後の荒廃した社会の中にあっては「とんがり帽子」「長崎の鐘」 等未来へ希望抱かせる明るい歌謡作品を発表し多く人に愛唱されています。
さらに、菊田一夫氏とのコンビで昭和22(1947)年以降は放送作品に力をそそぎ、NHKラジオ・ドラマ「鐘の鳴る丘」「さくらんぼ大将」「君の名は」 等の主題歌を発表し一世を風靡したことはあまりにも有名です。こうした数々の放送関係における業績により同28(1953)年NHK放送文化賞を受賞しました。また昭和39(1964)年アジアで初めて開催されました東京オリンピックの選手入場行進曲「オリンピック・マーチ」を作曲しました。作曲作品総数 は、5,000曲にもおよび、スポーツ・ラジオドラマ・歌謡曲・演劇・校歌・社歌等、多岐にわたっています。こうした一連の功績によって昭和 44(1969)年には紫綬褒章を受章しています。
また、昭和54(1979)年4月には福島市名誉市民第一号となり、その功績と栄誉をたたえられています。

    公演情報

古関裕而コンサート「わがまち春日井」

日時:

2020/8/22(土)15:00

会場:

春日井市民会館

入場料:

一般¥5,000 (PiPi会員¥4,500)、小~高校生¥500
(税込、当日券同額、未就学児不可)

※新型コロナウィルス感染予防に対応した座席配置となります。現在調整中、7月初めに告知いたします。いましばらくお待ちください。

発売日:

★PiPi会員Web&電話先行予約
2020年7月18日(土)9:00〜21日(火)17:00 ※20日(月)は休館日のためWebのみ
★一般Web会員先行予約
2020年7月22日(水)10:00〜24日(金祝)17:00
★一般発売 2020年7月25日(土)〜

イベント情報はコチラ

出演:

指揮:西野淳


おはなしと歌:清水正美、吉田正勝
管弦楽:セントラル愛知交響楽団


※当初、市民による古関裕而特別合唱団を編成予定でしたが、新型コロナウィルス感染拡大防止に伴い、実施を取りやめました。お詫び申し上げます。

主催・問合せ:

公益財団法人かすがい市民文化財団
TEL:0568-85-6868

共催:

春日井市

協力:

福島市、豊橋市、福島市古関裕而記念館

資料提供:

東宝株式会社演劇部、王子製紙春日井工場

助成:


芸術文化振興基金

企画制作:

公益財団法人かすがい市民文化財団、幸田町文化振興協会

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