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【FORUM PRESSレポーター】第6回ワンコインコンサート ピアノデュオ MeisA


「FORUM PRESSレポーター」による「わたしレポート」。
市民ボランティアが、かすがい市民文化財団のアレコレを紹介します。

今回は、2019年12月27日(金)に開催された、
【第6回ワンコインコンサート ピアノデュオ MeisA】をレポート!

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icon_maezimaReport393【絵本とコラボのピアノデュオ♡】マエジマキョウコ

愛西市出身の安田有紗さんと春日井市出身の名倉明里さん。同じ高校、大学で音楽を学んで、ライバルでありながら親友なのですよね。すごく素敵な関係だと思います。
≪連弾deくるみ割り人形≫は、スクリーンに絵本『チャイコフスキーのくるみ割り人形』を写しながら、連弾の演奏と語りで物語を作り上げるという斬新な試みでした。19時からの公演なのに子供連れの方が多かったのは「『くるみ割り人形』の絵本とピアノデュオ」の魅力でしょう。
続いての≪時代の流れとピアノ≫ではピアノ曲(ピアノ以前のチェンバロもありますが)は、バロック、古典、ロマン派、近現代と変わっていく流れをレクチャーしていただけました。私も、知らなかったことがいっぱいでした。江戸時代にヨーロッパではこんな音楽文化が花咲いていたのですね。目から鱗の想いでした。90分を越えたコンサート。アンコールの『琉球幻想曲』は素晴らしかったです!また会えるのを楽しみにしてますね!

icon_kinorumiReport394【2台ピアノのハーモニー】紀瑠美
「ピアノデュオ MeisA」のワンコインコンサートでは、若い2人の明るい笑顔に癒され、本格的なクラシックピアノの演奏に感動し、工夫を凝らしたプログラムを満喫しました。MeisAは、安田有紗さんと名倉明里さんの仲良し2人組。2人ともピアノを5歳から始め、高校、大学、大学院と同じ学校で学んだそうです。ソロも素晴らしいですが、連弾や向かい合わせの2台のピアノによる二重奏は息ぴったりで見事でした。第1部では、絵本と連弾の組み合わせに初挑戦。観客は映し出された絵本と演奏を楽しんでいました。第2部は「時代の流れとピアノ」と題し、時代背景や作曲家などを紹介しながら演奏を披露。満席の会場には子どもたちもたくさん来場。子どもも大人も熱心に聴き入り、盛大な拍手が起こりました。地域に根差した音楽家を育てる「若手音楽支援事業」の2期生として出演した今回のコンサートは、MeisAを結成して3回目のコンサートとのこと。今後の成長が楽しみです。