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奥深いティッシュの世界


ワークショップ「コマーシャルをつくってみよう!」の取材のため、王子ネピア名古屋工場に行ってきました。

奥深く世界規模の家庭用紙の業界は、まさに「大人の社会見学」。
スタッフ3人、興奮気味で帰ってきました。

ここで、「知らなかった!ティッシュの世界」、いくつかご紹介します!

渋沢栄一が、「文化の進んだ国は、新聞や本など印刷用紙の消費が多い」と、当時中小規模の生産者しかいなかった製紙業界で立ち上げた! のが王子製紙。

・ティッシュにも裏表がある! 外側は表で滑らか(原料は広葉樹)、内側は固めの手触り(原料は針葉樹)。広葉樹は柔らかいけど破れやすい、針葉樹は繊維が長く丈夫だけど肌さわりが悪い。そこで外表の2枚重ねにしたのです。あの極薄のティッシュに表裏があるんですね!

・分厚い紙1枚よりも、薄い紙2枚のほうが、間に空気を含むために吸収性がよく、肌さわりも良い!

・覚えやすくて言いやすい、「ネピア」のブランド名。語源は、ニュージーランドの港の名前です。ティッシュの原料となるチップの積出港のひとつがネピア港だったのです。

まだまだある驚きの逸話が・・・!
詳しくは、ワークショップのときにご紹介します! 説明してくださった王子ネピアの福地さん、ありがとうございました。

[2009/08/16|投稿者:M.T]