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【WSレポート】
ミュージカルの3大要素「演技・歌・ダンス」を体験!2014/9/17(水)


12月23日(火・祝)に春日井市民会館で開催するミュージカル『クリスマス・キャロル』に先駆け、市民向けのミュージカル体験ワークショップを開催しました。

『クリスマス・キャロル』といえば、チャールズ・ディケンズによる不屈の名作。ケチで冷酷なスクルージが、亡くなった同僚マーレイや精霊とともに、過去・現在・未来を旅しながら新しい人生を歩み出す、感動の物語です。100年以上も読み継がれてきたこの物語を、劇団スイセイ・ミュージカルが、新たなシーンとコメディータッチな演出をふんだんに取り入れ、より一層心の温まる物語に仕上げました。

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ミュージカルに出演する、吉田要士さん(マーレイ役)と渡辺亮さん(ボブ役)、そしてダンスキャプテンの松橋頼良さんの3人が講師となり、市民の皆さんにミュージカルの3大要素である「演技・歌・ダンス」の“キモ”を伝授します。

①ダンスレッスン
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入念なストレッチ体操のあと、3人ごとにグループを組み、物語に出てくる『過去・現在・未来』の精霊役になりきってダンスを踊ることに。参加者はほとんど初対面同士ですが、松橋さんの楽しいレクチャーと身体を動かすことで良い雰囲気ができ、すぐに仲良しになりました。
25名の参加者のうち2名だけだった男性参加者は、草刈正雄さん演じる主役『スクルージ』の役を担うことに。ストレッチで流した気持ちのいい汗が、冷や汗になって額から垂れはじめます…。ドキドキ!
体も十分温まったので、舞台映像を見ながら動きを真似てみます。実際に舞台で使われる音楽がスピーカーから流れ始めると、参加者のテンションがグッと上がります。それに合わせて演技力もメキメキと上達!

②セリフ練習
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「演技に大切なのは、リラックスすることです」と語る渡辺さん。“やろうやろう”とすると、返って固くなってしまうそうです。楽しいトークを聞きながら、身体をブラブラさせます。
心も身体もリラックスしたところで、口まわりのトレーニング。「あいうえおいうえおあうえおあいえおあいうおあいうえ」という独特の練習方法を体験します。まるで呪文のような言葉がずらり…。脳トレにもなりますね。渡辺さんに倣い、声を出してみる参加者。でも渡辺さんがスピードを煽ると付いてず…。かえって笑いが溢れてきます!

③演じてみよう!
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「セリフを話す前に、一歩前に出ると良いですよ」という吉田さんのアドバイスもあり、少しずつミュージカル俳優らしい動きが出来てきました。
グループ毎に演技発表をすると、「前のグループよりも上手に、面白く!」と、みなさんヒートアップ。演技になれてきた男性は、「動きがバラバラだがね~」と名古屋弁のアドリブを入れ、笑いを誘います。それを女性がパワフルに追い詰める!(笑)グループそれぞれに工夫を凝らした演技に、会場の熱気はグングン上がります。

④歌のレッスン
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最後は歌のレッスン。吉田さんのピアノ伴奏に合わせ、参加者たちは合唱団張りの声量でミュージカル挿入歌「それぞれの世界へ」を歌い、講師たちをビックリさせました。吉田さんは歌詞の内容と登場人物の心情を丁寧に説明。それを聞いた参加者たちは、歌にありったけの気持ちを込め、最後には美しいハーモニーを奏ではじめました。あまりの素晴らしさに感極まり、歌の途中、タオルで目頭を押さえる女性も。歌詞もメロディーも最高に素敵なこの曲、本公演でも体験してみたいですね♪

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ワークショップが終了後、記念写真をパチリッ。
みんなでミュージカル劇団を組みたくなるほど意気投合しました。

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ワークショップ参加者/今井さん
「昔は自分たちで劇団を組んで活動していました。プロの方の指導はとても新鮮で、貴重な体験になりました。大好きなお芝居に触れられて、楽しかったです」

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ワークショップ参加者/稲葉さん
「不安と期待で参加しましたが、楽しさ100%でした。以前、市民オペレッタに参加していたことがありますが、ミュージカルの手ほどきを受けたのは初めてで、とても勉強になりました。あと、女性がパワフルで圧倒されましたね(笑)」

■ミュージカル「クリスマス・キャロル」
開催日:12月23日((火・祝)18:30~
会 場:春日井市民会館
※託児サービスをご利用いただけます。

[2014/09/23|投稿者:スタッフ 後藤友介]