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FORUM PRESSレポーター
「塔本シスコ展 こどもの心をもったおばあちゃん画家」


FORUM PRESSレポーターによるイベントレポート。
2/14日(土)~3/29(日)に開催された展覧会「塔本シスコ展 こどもの心をもったおばあちゃん画家」を、レポーターが紹介してくれました。

Report90  「ありのままに描いたら、こうなった」 伊藤弘子 

三年前、同じ文化フォーラムで一点だけ見た塔本シスコさんの絵に、再会することができました。今度はたっぷり時間をかけて……。
シスコさんの絵はその名前と同様に、ユニークで夢に溢れています。彼女は五十歳を過ぎてから絵を描き始めたそうですが、普通の人ならばそろそろパワーも創造力も衰えてくる年齢です。以後四十年、衰えるどころか益々自由に、エネルギッシュに、カラフルで一度見たら忘れられない世界を表現し続けました。
絵を始めるまでの長い人生の積み重ねが、一気に爆発したのでしょう。シスコさんの描く蛇の背はヌラヌラと輝き、花火は妖艶に、無邪気に咲き誇ります。故郷、思い出、家族、題材は何でも、ダンボールやトレイ、菓子箱等にも描きました。絶筆の小品「シスコの月」の見事さにはホッと癒され、人生こうありたいと思う美しさでした。久しぶりにあの言葉を思い出していました。
「芸術はバクハツだ!!」

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[2015/05/29|投稿者:鈴木史子]



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