財団スタッフDIARY

2014年1月の記事一覧


FORUM PRESSレポーター
「THE★芸人魂 人力舎の笑撃LIVE」


FORUM PRESSレポーターによるイベントレポート第九弾。
2013/9/1(日)に開催された、「THE★芸人魂 人力舎の笑撃LIVE」をレポーター3名が紹介してくれました。

Report39   笑って笑って応援だ   大竹 喜代子 

市民会館の舞台に、カジュアルな服装の若者が並びました。客席は、近所の人たちが家族そろって集まったかと思うほど、年齢層が広く、陽気な雰囲気です。そんな中、プロダクション人力舎の、お笑い芸人十四組によるライブが始まりました。
テレビでおなじみの『北陽』・『キングオブコメディ』、そして三人組で活躍中の『東京03』の豊本さんは、なんと春日井出身(柏原中学校・春日丘高校)!始まりと同時に、同級生からの声援があり、会場が一気に応援モードに。
スケッチブックを使った『ザンゼンジ』のコントでは、春日井市内にある落合公園が出てきて大拍手。『ブルーセレブ』の漫才は、ごみの分別の話を。スラリとしたイケメン君と、サスペンダーをしたお腹ぷっくり君の、絶妙な掛け合いの漫才に笑わせてもらいました。トリは『東京03』です。豊本さんはギターを持って登場。事故の加害者と被害者というネタを熱演しました。まるで芝居を観ているような演技力豊かなコントからは、積み重ねた稽古が見えました。
笑顔の若者たちを、笑って笑って応援したいと思った愉快なライブでした。

20130901_owarai

Report40   地元ネタ満載のお笑いライブ   かつみ I 

プロダクション人力舎に所属する芸人14組が、市民会館の舞台に次々と登場。日常の生活の一コマを切り取り、大袈裟に表現したり会話をひねったコントと漫才を繰り広げます。彼らの動き、表情を見逃すまい、会話のやり取りを聞き逃すまいと目を凝らし耳を澄まします。オチへの展開に口元が緩みクスッ。ちびっ子やおばあちゃんの大きな笑い声が客席のあちこちから聞こえ、つられて私も大笑い。これこそがライブなのだ!と感じました。
「落合公園でランニング」や「ナフコのカード」等、地元ならではの内容に、春日井在住の私としては嬉しくなります。トリを務めた東京03の豊本明長さんは、春日井出身とあり、たくさんの同級生や元ご近所さんたちの応援をうけていました。コントでは、ギターを弾きながらスマートにボケている姿が笑いを誘いました。
最後に、観客から抽選で選ばれた親子が舞台に上がり、縄跳び大会に参加する際、北陽・虻川美穂子さんの「大丈夫?」と女の子を気遣う優しい声掛けも心に残りました。

20130901_owarai2

Report41   お気に入りの芸人さん見ーつけた!!!   いいさかかおる 

今、一番熱い芸人たちの漫才・コント・トークのオンパレードで爆笑!!100 分ぶっ通しは最高でした!私は、人力舎のなかでも『東京03』のファン!! 生まれてからずっと春日井市民なので、春日井出身者にとても惹かれます。なので『東京03』の豊本さんが春日井出身と知ってからは、お笑い芸人の中で一番応援しています。
お笑いトリオ『鬼ヶ島』の野田さんは、名古屋市守山区大森出身とのこと。このライブ中に「春日井市民が名古屋市守山区大森に思う気持ちを言いますね」とネタにされました。「あそこは名古屋市じゃない地域。春日井市でも絶対ないけどとみんな思ってるでしょう?」の言葉に、会場は大爆笑!野田さんのお話通り、守山区なここ春日井市民会館からも車で15分の場所。なんだか仲間意識を感じるコントでした。地元が大好きな私は『東京03』に続き、『鬼ヶ島』も気になる芸人になりました。

20130901_owarai3


FORUM PRESSレポーター
「びわ湖ホール 四大テノールコンサート」


FORUM PRESSレポーターによるイベントレポート第八弾。
2013/8/31日(土)に開催された、「びわ湖ホール 四大テノールコンサート」をレポーター3名が紹介してくれました。Report34・35はFORUM PRESS vol.59からどうぞ(PDF:4.2MB)

Report36   四人のテノールが創り出す、歌のコラージュ   のぐちりえ 

初めの紹介アナウンスで笑いを誘い、現れた早々、爽やかな四人のハーモニーでグッと心を掴んだ『びわ湖ホール 四大テノール』の面々。
正統派のオペラから、猫語で歌う『猫の二重奏』、排出物名を連呼する『うんこ』、コント仕立ての『燃えよドラゴンズ』などなど、多彩な楽曲をまじめに、かつユーモラスに歌い上げます。うまいタイミングで小ネタを挟む話術は素晴らしく、「関西トップテノール歌手ユニット」との謳い文句通りでした。
山本さんの伸びやかで透明感の溢れる高音は、透き通ったビーズを思わせ、清水さんの力強い中にも柔らかく広がりを感じられる声は、暖色系のフェルトのよう。 二塚さんのどっしりとした太く包まれるような声は極太の毛糸を感じさせ、竹内さんの繊細な中にも確固たる安定を感じられるテノールは、引き締まる黒の刺繍糸。澄み切ったピアノの音色とともに、四人の異素材が組み合わさり、柔らかく温かみのある歌のコラージュを創り上げて下さいました。

20130831_4tenors

Report 37   びわ湖から来た4匹のカエル君?   かつみ I

四人の音楽ユニット『びわ湖ホール 四大テノール』の公演が市民会館で行われました。「日本を明るくするため」と、カンツォーネや日本の歌をコント風に仕立てて観客を惹きつけます。黄緑色の手袋をつけてカエルに扮したり、かつら、サングラス、はっぴ等、次々と小道具を使って“お色直し”。会場からの「ブラボー!」の掛け声に、「次は『日本一!』でお願いします」と返すなど、トークも可笑しくて力を抜いて楽しむことができました。
それでも「本業はオペラ歌手」との言葉通り、それぞれの独唱では、まるで身体全体を楽器のようにして伸びやかな声を響かせます。声質の違いや、歌い方の個性が際立ったアリアとなりました。そして『第九』や『君と旅立とう』では、四人揃っての歌声が会場全体に届き、その迫力とテノールの荘厳さに圧倒されました。アンコールでは、春日井の盆踊りでお馴染みの『春日井よいとこ』を振りまでつけて歌ってくれました。彼らのサービス精神に、もうすっかりファンになってしまいました。

20130831_4tenors2

Report 38   華麗で、コミカルで、チャーミング   前島恭子

テノールといえばヒロインの相手役で、色男で、カッコよくって…。そのイメージ通り、四大テノールの皆さんは立っているだけでキマっていました。ただ違っていたのは、関西仕込みの素晴らしいノリのお笑い精神でした。
オープニング『琵琶湖周航の歌』から『日本の名曲』が始まります。テノールの華やかさにうっとりしていたら、次は 『日本の迷曲』!?ここで一気にステージはコミカルに!続く『世界の名曲』はハンサムなテノールに戻ったものの、司会・竹内さんの軽妙なトークに客席の笑いは絶えません。
第二部はそれぞれの個性が輝くコント仕立てのオペラ『コント de オペラ』や、聴き慣れた曲を集めた『カンツォーネ・メドレー』と続きます。なだれ込むように始まったアンコールで披露された、春日井市の盆踊りでは欠かせない『春日井よいとこ』の熱唱は忘れられません。愉しいステージ、ありがとうございました!!

20130831_4tenors3