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2019年7月の記事一覧


【FORUM PRESSレポーター】
ギャラリーライブvol.2 和装ハーピスト綾
「和を愛でる~十二単で奏でる癒しのハープ~」


「FORUM PRESSレポーター」による「わたしレポート」。
市民ボランティアが、かすがい市民文化財団のアレコレを紹介します。

今回は、2019年6月23日(日)に開催された、
【ギャラリーライブvol.2】をレポート!

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icon_kinorumi Report374【新しい挑戦は大成功】紀瑠美

展示作品に合わせた曲が演奏されることが多い一般的な「ギャラリーコンサート」とは異なり、今回の「ギャラリーライブ」では演奏者の世界観がギャラリー空間で表現されていました。ギャラリー中央の低めの舞台にハープが置かれ、貴重な3枚重ねの打掛が飾られていました。最初に和装ハーピスト綾さんが、和の伝統である着物を着て登場し、西洋の伝統であるハープを奏でると、とても心地よかったです。次に三味線アーティストたなかつとむさん、大治太鼓のいずみさん、真さんが演奏に加わると、舞台が近いので音が体に響きます。和洋の音色の融合に癒されました。
後半は、十二単に着替えた綾さんが登場。小野小町の和歌を題材にした綾さんオリジナルの物語が、朗読と演奏、小野小町の和歌の投影で表現されます。せつない恋の物語に引き込まれました。
一般的なホールは舞台と客席の配置が決まっていますが、ギャラリーでは客席を含めて空間演出できるのも魅力。次回も楽しみです。

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【FORUM PRESSレポーター】
首藤康之×CAVA「レニングラード・ホテル」


「FORUM PRESSレポーター」による「わたしレポート」。
市民ボランティアが、かすがい市民文化財団のアレコレを紹介します。

今回は、2019年5月26日(日)に開催された、
【レニングラード・ホテル】をレポート!

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icon_kawashima Report371【身体は口ほどに物を言う】 川島寿美枝

身体表現が言葉を奏でるジャンル無用のフィジカルシアター「レニングラード・ホテル」。全幕に流れるショスタコーヴッチの「ジャズ組曲」が静謐で無機質なホテルの雰囲気を醸し出します。
ロシアの森の中に佇む「レニングラード・ホテル」のメンバーは、世界的バレエダンサー首藤康之さん演じる支配人と、パントマイムパフォーマンスグループ「CAVA」による5人のホテルマン。ショスタコーヴィチの曲に合わせて、ロシアのコサックダンス風を踊る6人の息はピッタリ!固い結束を感じさせますが、アラブの富豪や身なりの良い紳士の宿泊客が外界のきな臭さを運んできます。
首藤さんと「CAVA」のダンスは手の先からつま先まで美しく、パントマイムは大げさな仕種でなく優雅でコミカル。シンプルで美しくミステリアスな台詞のない世界に魅了されました。私は観客でなく、ホテルのロビーに佇む宿泊客の一人のようでした。

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icon_NEW_tamotokannna Report372【言葉を発せずに伝えることとは】 田本莞奈(小学生レポーター)

「首藤康之×CAVAレニングラード・ホテル」は、台詞のかわりに、ダンスやパントマイムを使って物語を表現する「フィジカル・シアター」です。言葉を発せずに、役者さん同士、そしてお客さんにも、体だけでいろいろと伝えられていきました。
まず、会場に入ると、音楽が流れていて、舞台には、ホテルのカウンターがありました。そして、会場が真っ暗になり、公演は始まりました。電話にでているときも、言葉を発することはなく、動作で電話をしていることがわかるように工夫されていました。緊張感のある場面もありましたが、トランプをしたり、いすとりゲームをしたり、男の人が女の人の格好をしてでてきたりと、楽しく、面白い場面もありました。
言葉を発せずに伝えることは、とても難しいことだと思いますが、役者さんの表情がかわったり曲の感じがかわったりして、しっかりと伝わってきました。

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【FORUM PRESSレポーター】
有門正太郎プレゼンツ「アリプレ版ロミオとジュリエット 僕は死にますん」


「FORUM PRESSレポーター」による「わたしレポート」。
市民ボランティアが、かすがい市民文化財団のアレコレを紹介します。

今回は、2019年5月10日(金)、11日(土)に開催された、
【アリプレ版ロミオとジュリエット 僕は死にますん】を2人がレポート!

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icon_sakai Report368【有門流「悲劇」なのに思いっきり「喜劇」】阪井真佐子

北九州を中心に活動している劇団「有門正太郎プレゼンツ」の有門さんが作・演出を手掛けたオリジナル新作を上演。それが『僕は死にますん』です。シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』を取り入れながらも、内容は喜劇です。タイトルからしてふざけています。「死にます」なのか「死にません」なのか意味不明ですが、それにもちゃんと有門流の訳があったのです。
最初に驚いたのは舞台の設定。観客も舞台の上で観賞するというのは斬新でした。目の前を俳優たちが躍動し、手を伸ばせば彼らに触れることができるという感覚は実にエキサイティング。これぞ演劇の醍醐味。一人一人の俳優が持つ個性を面白おかしく引き出し、飽くなき笑いを追求する有門さんの体当たり的な演出力。舞台上では観客の笑い声が終始絶えなかったことが、この演劇の全てを物語っていたように思います。エンタテインメントの真髄ここにあり。

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icon_maezima Report369【笑って、笑って、その後は……】マエジマキョウコ

いつもとは違う舞台裾の入口から入ると、市民会館の舞台上に椅子を並べた客席が作ってあり、観客と出演者がまったく同じ目線の高さ。最初は少しとまどいました。でも、とにかくパワフルでアグレッシブ! アップテンポでノリのいい演技に、観客も一体となって笑いがはじけます。
出演者が全員、主役のロミオとジュリエットをやりたがって収拾がつかなくなるところから芝居が始まります。なんとか配役は決まるもののストーリーは二転三転、どうなることかとハラハラさせて、最後は愛を歌い上げてホロリとさせる。役者の力ももちろんですが、有門さんの脚本と演出の底力を感じました。
段ボールで作り上げた舞台や小道具といい、体当たりの演技といい、手作り感がいっぱいです。役者の一生懸命さが観客にじかに伝わって、それが笑いと感動になっていきます。春日井市内でロケした映像もあり、サービス満点なのがまたニクイ!
楽しかった! ホロリとしました! ぜひまた来てください!

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