財団スタッフDIARY

0年0月の記事一覧


【新人研修を終えて②】新たな立場で、春日井を見る。


はじめまして!今春、かすがい市民文化財団の仲間になりました。
生まれも育ちも春日井の、伊藤かおりです。

新人研修では、ギャラリーと視聴覚ホールの仕込みをする機会がありました。
施設を利用されるみなさんに、スムーズな準備をしていただくための”準備”です。

まずは1階にあるギャラリー。この部屋の白壁、動くんです!

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図面を見ながら、重~い白壁を一枚ずつ動かします。出来上がった空間には、作品が展示されていきます。
無機質だった部屋が、みなさんの作品によって美術空間に変わる様子に、とてもワクワクしました。

視聴覚ホールでは、ピアノ発表会、合唱練習など、
こちらも用途に応じた空間づくりのため、座席やピアノを移動させました。
準備段階からお手伝いさせていただくことで、みなさんが作品に込める想いを感じることができました。

また、先日、施設見学に来てくれた小学生に出会いました。
私が小学生の頃も施設見学に来たことを思い出し、
今では案内する側に立てていることを嬉しく思いました。

これからはスタッフとして、感動や発見と出会える場所を作っていきたいと思います!

【新人研修を終えて①】初めての街で、ドキドキの毎日

【新人研修を終えて③】 ”問いかけ”の答えは!?


【新人研修を終えて①】初めての街で、ドキドキの毎日


はじめまして!北澤 圭と申します。
この春から、かすがい市民文化財団の一員となりました。
よろしくお願いします。

財団には私のほかに、伊藤、町田の2人が新人として加わりました。
笑いの絶えない職場で、先輩方はいつもにこにこしているのに対し、
私たち新人は「やらかした!」と泣き笑いで奮闘しています。
早く仕事を覚え、達成感や充実感で笑いたいと、3人で顔を合わせる毎日です。

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(左より、町田、北澤、伊藤です。)

 

4月いっぱい、新人研修を受けました。
研修は、催し物、施設の貸出、宣伝といった日常業務から、
「文化をつむぐ」財団の存在意義まで幅広い内容でした。

私にとって、春日井市は就職で初めて訪れた街です。
知らない地域で働くという心細さを抱えるなか、研修で一番心に残ったのは、
準備や案内スタッフとして加わった「昼コン&夜コン」でした。
月2回、交流アトリウムで開催される無料コンサート。
お客さまは、コンサートを目的に来てくださる人、たまたま立ち寄った人など、さまざまです。

いつもは静かなアトリウムにたくさんの人が集う様子を見て、
私はここ春日井でどんな人と出会えるのだろうと、ドキドキしました。
まずは自身が街を知り、文化を通じて人とつながることを目標に頑張ります。

【新人研修を終えて②】新たな立場で、春日井を見る。

【新人研修を終えて③】 ”問いかけ”の答えは!?


凄腕レポーターをめざして!かすがい市民文化財団レポーター研修を開催しました!


みなさん、こんにちは。4月から広報コミュニケーショングループのスタッフになった相馬です。
以前は、事業推進グループで舞台公演や短詩型文学祭を担当していました。
今後とも元気をモットーに、文化財団の広報活動に邁進したいと思います!

突然ですが、FORUM PRESSやホームページで当財団が主催する公演や展覧会の様子をレポートする「かすがい市民文化財団レポーター」をご存知ですか?レポーターは、会場ならではの“あの”熱気や感動をレポートという文章にして、たくさんの方にお届けする活動を行っているボランティアの皆さんです。

4日2日(日)に9名のレポーターが集まり、新年度はじめての研修会を文化フォーラム春日井・文化活動室で行いました。
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研修では、同じコンサートを扱った新聞記事の読み比べを行いました。
「新聞によって言葉のチョイスや注目しているポイントが違う!」「こっちの新聞は漢字が多いから固い印象がする」など、同じ文章でも、伝わる印象や情報が違うことなど、皆で様々な発見をしました。

クライマックスでは、見出しが隠された新聞記事に、思い思いの見出しをつけてみることにチャレンジ!いつも素敵なレポートを提出してくださる皆さんだけに、同じ記事を読んでも、それぞれに個性がキラリと光った見出しを提示され、印象的でした。

なお、この研修会は明日4月9日にも、他のレポーターの方を対象に行われる予定です。
さて、明日は、いったいどんな見出しが出てくるのか!?今からとても楽しみです。


新年度開始! 理事長講話「昆虫から学ぶ生きる知恵」を聞きました


みなさんこんにちは!
今年で入社3年目になります。スタッフの鈴木です。
新しい年度がスタートしましたね!

4月1日(土)に、当財団の山下興亜理事長による辞令交付と、職員への講演会が行われました。
中部大学名誉学事顧問で、農学、資源昆虫学、昆虫生理生化学などをご専門とされる山下理事長。
公演のテーマは「昆虫から学ぶ生きる知恵」!
普段の研修などでは、なかなか聴くことのできない内容です。

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明るくユーモアのある理事長のお話に、会場からは度々笑いが起きていました。

「ミツバチがあたらしい巣を探すときは、すべての個体のデータが平等な価値を持ち、最終的に全員一致で決める。絶対民主主義の原則ができている」
「昆虫は、“休眠”という活動しない期間を持ったり、活動する季節を変えることで、多様な生き物が共生できるしくみを作っている」
といったお話は新鮮で、昆虫の生き方には、人間も教えられることがとても多いなと驚きました!

新しい年度、広い視野を持って、日々の業務に取り組んでいきたいと思います。


【FORUM PRESSレポーター】「第86回かすがい芸術劇場 古今亭文菊独演会」


FORUM PRESSレポーターによる「わたしレポート」。
2017年2月19日(日)に開催された『古今亭文菊独演会』のレポートです。

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@文化フォーラム春日井・視聴覚ホール(撮影:かすがい市民文化財団)

Report198「江戸を聞く」 宮川あけみ

『第86回かすがい芸術劇場』の高座に登場したのは、落語界期待の大器といわれる古今亭文菊師匠。真打昇進の際には、先輩たちを28人抜きする大躍進を見せたという実力派です。
温和な笑みを浮かべ、淡い色目の着物の装いで登場した師匠に、優しい印象を受けました。
今回の演目は、『宿屋の富』と『子別れ』の2つ。どちらも江戸の庶民の暮らしぶりがよくわかる噺です。話すリズムの心地よさもあって、自分がその場にいるかのような臨場感がありました。特に「子別れ」での、酒飲み亭主と別れ、独りで息子を育てるおかみさんの心情を仕草で表すところなど、本当の女性のよう。首をかしげ、腰を斜めにして泣く、恥ずかしがる様はこちらもドキッとしたほどです。どちらかというと大柄に見える文菊師匠が、女性になる違和感はまったくありませんでした。
江戸情緒薫る一席を、寄席のように近いところで聴くことができて、耳福といいたい気持ちです。

Report199「古典落語の王道」 ますだけいこ

圓菊師匠の落語を聞き、情景がありありと目前に浮かんだことが、文菊師匠が落語家を志すきっかけになったそうです。さて、その文菊師匠の独演会、圓菊師匠譲りの語りのなめらかさで、見たこともない江戸の暮らしが、私の頭の中に浮かびました。
演目は二席。『宿屋の富』と『子別れ』。
宿屋の主人と、見栄っ張りでほら吹きの客との会話、富くじの抽選会場の喧噪、当たりくじを確認しての動揺。『宿屋の富』では、その見事な語りに、目の前にいるのが、文菊師匠1人なのが信じられないほどでした。
『子別れ』も圧巻でした。37歳の文菊師匠が、大工の熊五郎、おかみさん、亀坊を演じ分け、亀坊の時には、5~6歳の子どもそのものに見えました。そして、この噺の落ちは、何と「カスガイ」です。夫婦をつなぐ子の「鎹」を「春日井」で語ってくださったのです。何て小粋な選択でしょう。
春日井での高座は、初めてのご様子でしたが、これをきっかけに、たびたび来てくださるとうれしいです。お待ちしています。


【FORUM PRESSレポーター】「ギャラリーライブ vol.1  サイレント映画ピアニスト・柳下美恵のピアノdeシネマ」


FORUM PRESSレポーターによる「わたしレポート」。
2017年2月18日(土)に開催された『ピアノdeシネマ』のレポートです。
FORUM PRESSvol.79にもレポートを掲載しています。Report196はコチラ(PDF)からご覧ください。

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@文化フォーラム春日井・ギャラリー(撮影:かすがい市民文化財団)

Report197 初の「サイレント映画」体験! 田中昭則

サイレント映画を劇場で観る機会、というのが現在どのくらいあるでしょうか?少なくとも名古屋周辺では、上映会などの情報を目にすることはありませんでした。サラウンド音響、そのうえ4Dまである現代に、サイレント映画を観る催しが、『柳下美恵のピアノdeシネマ』です。サイレント映画ピアニストである柳下美恵さんのピアノ伴奏で上映されるのは、1902年制作の『月世界旅行』と、1926年制作で、チャップリンやキートンと並ぶ3大喜劇王のひとり、ハロルド・ロイド主演の『ロイドの福の神』。当日の会場はほぼ満員で、濃い映画ファンの多さに驚きました。上映前、柳下さんから今回の上映作品についての説明があり、これが中々おもしろく興味深いものでした。映画が始まると、未体験の独特な雰囲気に包まれていきます。メリハリのあるピアノ演奏、小ネタにクスッと笑ったかと思えば、ドタバタアクションシーンでは場内大爆笑と、久しぶりに「映画を楽しんだ」日曜日の午後でした。

Report198 ピアノ表現と俳優の動きに感動! マエジマ キョウコ repo_maezima_icon

喜び・驚き・悲しみ・怒りetc……。ピアノの表現の豊かさに感動しました! 「ピアノは小さなオーケストラ」という言葉を聞いたことがありますが、そんな言葉では足りません。また「サイレント映画」ならではの、俳優の計算されつくした動きの美しいこと、楽しいこと! 現代の映画にはないエンターテインメントに目と心を奪われました。
『月世界旅行』は史上初のSF映画と言われる作品で、フィルムに1枚1枚手作業で色を着けた力作。色が鮮やかすぎて少し目がチカチカしましたが、当時の月への憧れがうかがえておもしろかったです。
『ロイドの福の神』は「ロイド眼鏡」(丸縁の眼鏡です)でおなじみのハロルド・ロイドの喜劇です。視線や体の向きのちょっとした動きで感情を表現する技術に驚きました。平成の今なら形式的に見えてしまいそうですが「サイレント映画」では逆に自然に見えて、それも新しい感動でした!今までなじみのなかった「サイレント映画」&ピアノ伴奏。楽しかったです!


【FORUM PRESSレポーター】「花形狂言2017 冬の大ツアー」


FORUM PRESSレポーターによる「わたしレポート」。
2017年1月28日(土)に開催された『花形狂言』のレポートです。
FORUM PRESSvol.79にもレポートを掲載しています。Report191はコチラからご覧ください。(PDF:3.60MB)

 

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@春日井市民会館(撮影:かすがい市民文化財団)

Report192「古くて新しい?!HANAGATA狂言は、面白い!」 紀瑠美 icon_kinorumi

会場には、親子連れがたくさんいました。茂山逸平さんに「狂言をナマで初めて見る人は?」と聞かれ、観客の半数程が手をあげました。まずは狂言のルール説明。「狂言には普通の人は出てきません。大きな声でしか話さないおっさんが出てきます。なぜかというと…」、実演を交えた説明に、笑ったり感心しているうちに、狂言を楽しむ準備ができました。狂言はセリフ劇です。「これは○○です」と言うと○○になるというルールにより、黒い円柱が「柿の木」になると、古典『柿山伏』が始まりました。セリフも笑いのポイントも分かりやすく、子どもたちもおもしろがっていました。
古典の次は、狂言のエッセンスを上手にアレンジした新作を4つ。『my sweet home』はコントを見ているようでした。『寄せ笑い』は、壁の穴に顔が2つ登場し、セリフを繰り返して笑った後、真顔になるというシンプルな演目。観客も大笑いしました。『狸山伏』や『かけとり』では、実在するアニメや歌手を斬新な演出で登場させ、会場をわかせていました。

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@春日井市民会館(撮影:かすがい市民文化財団)

Report193「花形狂言で広がる“笑いの輪”」 川島寿美枝 icon_kawashima

古典芸能って、約束事や役者さんの文語調のセリフが理解出来ないなどの理由で、敬遠しがちですよね。ところが『花形狂言』を観賞して、すっかりそのイメージが吹き飛んでしまったのです。
初めに『HANAGATA』の茂山逸平さんの解説から始まりました。解説を聞いて、狂言の中の約束事や見方を教えていただいたら、すっかり肩の荷が軽くなっていました。
五つの演目がありましたが、軽快なテンポと口語体の話し言葉に、『花形狂言』の世界に引き込まれていきました。特に『寄せ笑い』では、壁の穴から千五郎さんと童司さんが首を出し、お互いの物まねをしているだけなんです。片方が「いろはにほへと」と言うと、もう片方が「いろは・・・」とまねしていく訳なんですが、子どもたちがすぐに反応して笑い出しました。笑いって伝染するんですね。どんどん笑いの輪が広がっていき、いつの間にか会場が大きな笑いに包まれていました。

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@春日井市民会館(撮影:かすがい市民文化財団)

Report194「わかりやすくておもしろい花形狂言」 たもとかんな(小学生レポーター) 

『花形きょうげん 冬の大ツアー』でひろうしてくれたえんもくは5つです。『柿山伏』は古てんでしたが、ほかの4つはたくさんアレンジをした作品でした。中でも、私がとくにおもしろいと思ったのは、『柿山伏』と『たぬき山伏』と『よせわらい』です。きょうげんは、じっさいにはないものを言葉で言ってそのものだときめ、すすめていく「げき」です。『柿山伏』は、柿を食べている時の音や、どうぶつのまねをしている時のしぐさがおもしろかったです。『たぬき山伏』は、「トトロ」のようなようせいがでてきて、さいごにきょくにあわせておどっていました。『よせわらい』では、「いろはにほへと」や「早口言葉」などを二人で言い合ってわらっていました。その後のしんけんな顔がおもしろかったです。
どれも一人一人がなりきってやっているなと思いました。どのえんもくも、たくさんわらいました。「花形きょうげん 冬の大ツアー」とてもおもしろかったです。

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@春日井市民会館(撮影:かすがい市民文化財団)

Report195「狂言は自由」 宮川 あけみ 

『お豆腐狂言』。堅苦しいことは抜きに、誰からも愛されるお豆腐のような存在でいたいという願いが込められた言葉です。この言葉が身上の、京都大蔵流 茂山千五郎家出身の五人組が、伝統芸能である狂言の可能性を求めて立ち上げたユニット『HANAGATA』。伝統の枠を超える可能性を、どう表現するのか気になるところです。蓋を開けてみたら、目が点になるようなことばかり。笑う前に一瞬の間が…。「そうくるか!」と思うこと再々で、その度に視線は釘付け。特に「オオッ」と声が出てしまったほど強烈だったのは、『かけとり』という演目。同名の落語をアレンジしたもので、大晦日にツケを払ってほしい借金取りと、払えない長屋の住人とのかけ合いが見物の話です。笑える話ですが、まさかギラギラのミラーボールが現れ、ジュリーの歌まで歌われるとは思いもよりませんでした。まさに「自由」。この一言に尽きる舞台でした。


【FORUM PRESSレポーター】「おでかけ研修」@名古屋文理大学文化フォーラム


2017年1月19日(木)に、かすがい市民文化財団のボランティアスタッフのみなさんで、
春日井市外のホールを見学する毎年恒例の「おでかけ研修」に行ってきました。
参加したのは、公演日にお客様をお迎えしてくださる「フロントスタッフ」12人と、
公演を観てレポートを書いてくださる「レポーター」6人の、合計18人。
レポーターの中からお2人に、研修の様子を伝えていただきました!

 

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参加者のみなさんで記念撮影@名古屋文理大学文化フォーラム

おでかけ研修の収穫 紀瑠美 icon_kinorumi

今回のおでかけ研修では、名古屋文理大学文化フォーラムでセントラル愛知交響楽団による企画「マーシー山本教授のどえりゃぁわかる!クラシック!!」(公開講座)と「公開リハーサル」を見学しました。フロントスタッフと私たちレポーターの合同研修です。
春日井駅から現地までの行き帰りやランチで、お互いの仕事内容について情報交換などをして親睦を深めました。フロントスタッフは、公演がある時、事前にチラシを折り込んで準備したり、当日は入り口でチケットをもぎったり、公演が良い状態で安全に進行するようにサポートしたりと、精神力と体力のいる仕事。話を聞くほど頭が下がりました。私たちレポーターの役割は、公演を見聞きして感想を文章にまとめることです。読者が興味をもってくれるように書くのは頭を悩ますけれど、楽しい仕事です。
さて、公開講座では、実際に音楽を流したり譜面を画面に映し出したりして、分かりやすく解説してくれました。時代背景と曲作りの関係や、譜面の書き方に表れた作曲家の意思など、興味深かったです。
公開リハーサルでは、翌々日の本番に向けての練習でした。解説が、FMラジオによる実況中継で聞けました。「今、指揮者が指示しているのは、楽譜の少し先に『ゆっくりと』と書いてあるけれど、そこまでは早さをキープして欲しいということです。『ゆっくりと』とあると、そこに向かって無意識にゆっくり演奏してしまうから」というような面白い解説がたくさんあり、良かったです。「クラシック音楽が好きな人は、こういう観点で音楽を楽しんでいるんだ!」という発見がありました。
公演を作る人たちや支える人たちの、ふだん見ることのできない裏側をたっぷり知った研修でした。

優良ホール100選に選出された『ホール』&クラシック好きになれる『公開講座』 林佳枝  

2013年4月『稲沢市民会館』から『名古屋文理大学文化フォーラム』の愛称で呼ばれるようになりました。大ホールは客席側の壁が木質で波のように丸みを帯びたデザインが美しく、見るからに音響の良さが期待できそうなホール。中ホールは淡いグレー基調でとても居心地がよかったです。
セントラル愛知交響楽団による公開講座は年6回開かれ『マーシー山本教授のどえりゃぁわかる!クラシック!!』と銘打たれています。
楽団音楽主幹の 山本雅士さんが、2日後の定期演奏会の演目を解説してくださいました。『ベートーヴェン交響曲第1番』と『プロコフィエフ交響曲第1番ニ長調「古典 」』についてでしたが、クラシックに疎い私にも面白く情報量たっぷり。忘れるのが惜しくてたくさんメモを取りました。
ロビーでは木管五重奏によるウェルカムコンサート(15分)があり、続く交響楽団による、リハーサル中にも、貸出しのFM受信機で教授の生解説が聞けました。とってもお得、大満足。次回の公開講座や『しらかわホール』での本番演奏会にも足を運びたくなりました。

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【募集中】
2017年度の「フロントスタッフ」、「レポーター」を募集しています!
詳しくはコチラから


【FORUM PRESSレポーター】「桑島法子 朗読夜 nocturne~銀河鉄道の夜~」


FORUM PRESSレポーターによる「わたしレポート」。
2016年11月13日(日)に開催された「桑島法子 朗読夜 nocturne~銀河鉄道の夜~」のレポートです。
FORUM PRESSvol.78にもレポートを掲載しています。Report188コチラからご覧ください。(PDF:3.73MB)

 

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@春日井市東部市民センター(撮影:かすがい市民文化財団)

Report189 「ひと味違う朗読夜」 田中昭則

桑島法子さんと言えば、アニメファン以外にも名前を聞いたことがある方は多いかと思います。春日井市での朗読夜は2年前にも開催され大好評だったことから、今回2度目の開催になったとか。
さすが好評だっただけに、ただの朗読会ではありません。一人で全ての登場人物を演じ分け、気の小さそうなジョバンニはおどおどした感じ、ちょっと意地悪そうなザネリはひねた感じ、と作中描かれている人物像の表現は情感たっぷりで、さすがプロの声優と唸らされました。
朗読会では珍しいピアノ伴奏は、元・米米クラブのジュリアーノ勝又さん、と言えばご存知の方もいるでしょう。終了後には観客全員にポップコーンが振舞われるサプライズがあり、次回公演も期待したい朗読夜でした。

Report190 「七色の声の宮沢賢治」 マエジマ キョウコ repo_maezima_icon

五色、七色、虹の色? 何通りもの声を演じ分けてこその、声優さんなのですね。
『春と修羅』をはじめ、『銀河鉄道の夜』では、ジョバンニやカンパネルラだけでなく、あらゆる登場人物を演じ分けられていて、すばらしいと思いました。
9月半ばには、春日井市内の小学校での出前授業(アウトリーチ)も行ったという桑島さん。ガラリと変わる声色に、子どもたちは物語の世界に引き込まれてしまったそうです。きっと、みんなの夢や想像力が広がったことと思います。
桑島さんが出前授業の際に訪れたというPiPi提携ショップ『3BLOCKS POPCORN』から、サプライズでポップコーンのお土産もありました。『銀河鉄道の夜』をイメージした、夜空のダークバイレオレットと星のゴールドを組み合わせたポップコーンは美味しかったです。
桑島法子さんは、チェロとのアンサンブルで『セロ弾きのゴーシュ』も出来るとのこと。また、ぜひ、春日井で朗読してくださいね!


【FORUM PRESSレポーター】「ギタリスト・井草聖二ミニコンサート」


FORUM PRESSレポーターがイベントを紹介する「わたしレポート」。
2016年11月9日(水)に開催された「ギタリスト・井草聖二ミニコンサート」のレポートです。

FORUM PRESSvol.78にもレポートを掲載しています。Report186コチラからご覧ください。(PDF:3.73MB)

 

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Report187  「予想外の「音」に唖然」 田中昭則

YouTubeもニコニコ動画も見たことはないので、普通のギター演奏とたかをくくっていましたが、演奏が始まってびっくり。ごく普通のアコースティックギターが奏でる音がギターの音に聞こえないのです。ドラムやピアノのような音が聞こえ、「一体どうなっているの?」と思う事しきりでした。何でも井草さんは誰に教わるでもなく、これらの奏法を独自に編み出したとのこと。「ギターやアンプの性能が上がったからですよ」とご本人は謙遜しますが、これだけの「音」を出すための努力は並大抵ではなかった筈です。
この日、井草さんは日中に市内の小中学校を回り、出前授業を行ったそうで、昼食は学校給食をおいしく頂いたとか。そう言って照れ笑いする姿が眩しい夜コンでした。